中国経済2020:updated

馬雲說,「年底了,昨天收到很多朋友借錢的電話,一天內5個電話;過去一個禮拜要賣樓的朋友大概有10個,確實不容易。」

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アリババ馬雲氏,「昨日、多くの友人からお金を貸してくれという電話を受けた。1日に5回も。この1週間、資金調達のために不動産を売ろうと計画した友人は10人ぐらいいる。確かに厳しい状況だ。しかし、これはまだ難局の始まりかもしれない」

2020年に中国経済は破綻するのか?

中国国内景気の低迷で、民間企業の経営環境が厳しくなっている。中国電子商取引最大手、アリババ集団創業者の馬雲(Jack Ma)氏は2019/12/21に中国上海市で行われた中国企業家のフォーラムで、「2019年、国内企業家は皆、大変だった」と述べ、自身が1日に5人の友人から「金を貸して」との連絡を受けたと明かした。

個人的には、2010年に上海万博が終わった後、中国経済はいつ破綻してもおかしくないと思っていた(この10年間、中国初世界恐慌を恐れウオッチしてきた足あとがブログのマネーマーケットの大半を埋めている☞例えば、2012年6月10日2019年2月17日参照)。ところが現実には、2020年1月現在、中国経済は胡錦濤、習近平と引き継がれた共産党独裁体制のかじ取りで、曲がりなりに発展を続けてきた。

一年ぶりに中国経済を見直したのは、馬雲氏の発言(2019/12/21)が世界に拡散しており、世界中の人たちが中国経済に関する正確な情報を共有できるようになったことを新鮮に感じたからである。メインストリームメディアでもYouTubeでも、中国ウォチャーでなくても誰でもが、2019年後半から2020年に向けて中国経済は不動産取引を起点にバブル崩壊に向かっていることを確認できる。


中国政府による究極の経済破綻予防措置:暗号法


中国ではインターネットで使用されるすべてのパスワードを中国共産党が統一管理すると定められた「暗号法」が2020/01/01から施行(2019/10/26成立)されている。中国人がソーシャルソフトを使用したりネットショッピングをしたりするたび、中国共産党当局がそれらのアカウントのパスワードを入手できるようになった。もし中国でインターネットにアクセスする際にパスワードを忘れて、1月以降に更新の手続きを行なった場合には、中国当局が一人ひとりのパスワードを保存する。暗号法には、インターネットパスワードに対する管理権を中国共産党が有すると定められており、罰則規定も設けられたため、人民は従うしかない。

これまで中国共産党は、海外に住む全ての中国人に号令一つでスパイ行為を強要できる国家情報法や、勝手に犯罪者に仕立て上げて命を奪う臓器移植市場の運営で、中国経済を支えてきている。この暗号法はこれまでに実施されてきた中国共産党の個人に対する人権侵害のレベルを超えている。迫りつつある中国経済破綻を予防するために、もしもの時には中国人の全ての資産を差し押さえることで、この暗号法が法的かつ技術的に担保する禁じ手になると考える。

中国共産党がすべての情報と経営資産を独占して、中国を凍結する措置が進む中で、世界の企業がその選択枝として移動していく地域はインドである。個人的に、もう30年近く前にこの潮流を確信していたが、ここに来て抗うことができない大きな潮流になってきた。この潮流については、頁をあらためて整理してみたい。

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