涼風至(すづかぜいたる)
七十二候・立秋の初侯「涼風至:すづかぜいたる」の時節(8/7~8/11)に変わり、夏の蒸し暑い風の中に、秋の涼しい風が混じり始める頃となった。太陽の輝きも少し和らぎ、虫の音色も聞こえはじめ、日もだんだんと短くなってくる。暦の上では秋の始まりを表す立秋の初候になる。
子どもの頃、夏休みにはあれもやろう、これもやろうと思って出来ずじまいであった。月日が経つのも早く、1年というのも実際にはとても短い時間で、我々はその短い時間に忙しく動いているのかもしれない。
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二十四節気 | 七十二候 | 名称 | 意味 |
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立秋(8月7日ごろ) | 初候 | 涼風至(すづかぜいたる) | 涼しい風が立ち始める |
次候 | 寒蝉鳴(ひぐらしなく) | 蜩が鳴き始める | |
末候 | 蒙霧升降(ふかききりまとう) | 深い霧が立ち込める | |
処暑(8月23日ごろ) | 初候 | 綿柎開(わたのはなしべひらく) | 綿を包む萼(がく)が開く |
次候 | 天地始粛(てんちはじめてさむし) | ようやく暑さが鎮まる | |
末候 | 禾乃登(こくものすなわちみのる) | 稲が実る |