熊蟄穴(くまあなにこもる)

七十二候・大雪の次候「熊蟄穴:くまあなにこもる」の時節(12/12~12/16)に変わり、熊や他の動物が穴ごもりをして冬眠に入る頃となった。冬ごもりの間は何も食べないため、熊はその前に大量の木の実や果実、動物の肉など摂取する。日本では北海道のヒグマ、本州などのツキノワグマが知られ、寿命は20~30年である。熊は冬眠中に体温が大きく下がることなく比較的眠りが浅いという。メスはこの間に子どもを産み、春には一緒に穴から出てくる。里山が失われつつある近年、食料不足で熊による被害も深刻化してきている。

生き物の代表として熊を挙げているが、ほかにも蛙やこうもり、しまりすなど、冬眠をする動物が穴にこもり始める時期である。ところで、原作者トーベ・ヤンソンが生み出したムーミンも、冬眠をするようだ。トーベによると、ムーミンはスウェーデン語の「Varelser」で想像上のものも含む「生き物」という意の単語で、伝統的なトロールや妖精とはまったく異なるオリジナルの生き物だそうだ。


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二十四節気 七十二候 名称 意味
大雪(12月7日ごろ) 初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) 天地の気が塞がって冬となる
次候 熊蟄穴(くまあなにこもる) 熊が冬眠のために穴に隠れる
末候 鱖魚群(さけのうおむらがる) 鮭が群がり川を上る
冬至(12月22日ごろ) 初候 乃東生(なつかれくさしょうず) 夏枯草が芽を出す
次候 麋角解(おおしかのつのおつる) 大鹿が角を落とす
末候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる) 雪の下で麦が芽を出す
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