蟄虫坏戸(ちっちゅうこをはいす)

七十二候・秋分の次候「蟄虫坏戸:ちっちゅうこをはいす」の時節(9/28~10/2)を迎え、寒さを覚えた虫たちが地中に姿を隠す頃とになった。夏が終わり、外で活動していた虫たちは寒さの到来を察知して、冬ごもりの支度を始める。蝶の幼虫はさなぎになって寒さに備え、クワガタやテントウ虫は成虫のまま木の根元や土の中にもぐり静かに春を待つ。

今回の候は、啓蟄の初候「蟄虫啓戸:すごもりのむしとをひらく」と対になっている。来年の春、啓蟄に虫たちは再び姿を現す。


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二十四節気 七十二候 名称 意味
秋分(9月23日ごろ) 初候 雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ) 雷が鳴り響かなくなる
次候 蟄虫坏戸(ちっちゅうこをはいす) 虫が土中に掘った穴をふさぐ
末候 水始涸(みずはじめてかる) 田畑の水を干し始める
寒露(10月8日ごろ) 初候 鴻雁来(こうがんきたる) 雁が飛来し始める
次候 菊花開(きくのはなひらく) 菊の花が咲く
末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり) 蟋蟀が戸の辺りで鳴く
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