綿柎開(わたのはなしべひらく)

綿柎開(わたのはなしべひらく)は綿を包む柎が開き始める頃(8/23~8/27)になる。綿は黄色い花を咲かせ、実をつけるが、その実はやがてはじけ、ふわふわとした白い綿毛が顔をのぞかせる。柎とは花の萼(がく)のことである。柎が開き始めると綿毛が中からとび出す。この綿毛を集めて紡ぐことで糸や木綿が作られ、繊維を採取した後の種子からは、綿実油(めんじつゆ)が採られ、食用油として利用される。ちなみに綿は、植物としての呼び名は「わた」、製品になると「めん」と呼ばれる。

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二十四節気 七十二候 名称 意味
処暑(8月23日ごろ) 初候 綿柎開(わたのはなしべひらく) 綿を包む萼(がく)が開く
次候 天地始粛(てんちはじめてさむし) ようやく暑さが鎮まる
末候 禾乃登(こくものすなわちみのる) 稲が実る
白露(9月7日ごろ) 初候 草露白(くさのつゆしろし) 草に降りた露が白く光る
次候 鶺鴒鳴(せきれいなく) 鶺鴒(せきれい)が鳴き始める
末候 玄鳥去(つばめさる) 燕が南へ帰って行く
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