桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

七十二候・大暑の初侯「桐始結花:きりはじめてはなをむすぶ」の時節(7/22~7/26)に変わり、桐の実がなり始める頃となった。桐は4~5月に開花を迎え紫色の花をつける。ちょうど土用のこの時期、咲いた花の実の房に隣り合うようにまだかわいい姿の桐の翌年の蕾をつける。これが「結花」の語源になっているという。桐は古来より高貴な木とされ、家紋や紋章に取り入れられてきた。現代では内閣総理大臣の紋章や、500円玉にも桐が使われている。

二十四節気では一年でもっとも暑い季節、大暑に入った。2020年の日本はこれまで冷夏の様相を示していた。東京五輪が始まる2021年は狙い撃ちしたように猛暑に突入しそうだ。夏は日本選手に幸いするだろうか。


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二十四節気 七十二候 名称 意味
大暑(7月22日ごろ) 初候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 桐の実が生り始める
次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) 土が湿って蒸暑くなる
末候 大雨時行(たいうときどきにふる) 時として大雨が降る
立秋(8月7日ごろ) 初候 涼風至(すづかぜいたる) 涼しい風が立ち始める
次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく) 蜩が鳴き始める
末候 蒙霧升降(ふかききりまとう) 深い霧が立ち込める
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