虹蔵不見(にじかくれてみえず)

七十二候・小雪の初候「虹蔵不見:にじかくれてみえず」の時節(11/22~11/26)に変わり、日の光は弱まって虹が見られなくなる頃となった。太陽の角度が低くなることで陽射しが弱まり、曇り空が多くなる一方で、空気は乾燥し、雨が少なくなる。

日毎に冷たい風が吹き、冬らしさがそこかしこに漂い、冬支度をはじめたい頃となる。北の国からは雪の便りが届いているが、都では本格的な冬の訪れはまだ早い。早生の雪が舞ってもさほど多くないことから、小雪といわれた。


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二十四節気 七十二候 名称 意味
小雪(11月22日ごろ) 初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず) 虹を見かけなくなる
次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう) 北風が木の葉を払い除ける
末候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 橘の実が黄色くなり始める
大雪(12月7日ごろ) 初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる) 天地の気が塞がって冬となる
次候 熊蟄穴(くまあなにこもる) 熊が冬眠のために穴に隠れる
末候 鱖魚群(さけのうおむらがる) 鮭が群がり川を上る
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