水始涸(みずはじめてかる)

七十二候・秋分の末候「水始涸:みずはじめてかる」の時節(10/3~10/7)に変わり、田んぼの水を抜き、稲穂の刈り入れを始める頃となった。収穫の秋真っ只中で大忙しであるが、昔ながらの稲藁干しの光景は今では珍しく、稲刈りと同時に脱穀する農機の使用が主流になっている。

ところで米という字は、八十八という漢字を組み合わせてできているが、これは「米作りには八十八の手間がかかる」ことを表す。米は農家の人たちが丹誠込めて作り上げた大切な食糧である。そう言えば小さい頃、お茶碗や弁当箱に一粒でも米粒がついていたら、「お百姓さんが、どれだけ苦労して作られたものか分かってるのか、一粒の米も無駄にするな」と親から叱られたものだ。

手間暇かけたお米が無事に成長し、収穫できたのはきっと神様のおかげと考えた私たちの祖先たちは、神様に感謝の気持ちを伝えるため、神嘗祭(かんなめまつり)、抜穂祭(ぬきほさい)、初穂曳(はつほびき)など、収穫を祝うお祭りを催した。


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二十四節気 七十二候 名称 意味
秋分(9月22日ごろ) 初候 雷乃収声(らいすなわちこえをおさむ) 雷が鳴り響かなくなる
次候 蟄虫坏戸(ちっちゅうこをはいす) 虫が土中に掘った穴をふさぐ
末候 水始涸(みずはじめてかる) 田畑の水を干し始める
寒露(10月8日ごろ) 初候 鴻雁来(こうがんきたる) 雁が飛来し始める
次候 菊花開(きくのはなひらく) 菊の花が咲く
末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり) 蟋蟀が戸の辺りで鳴く
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