雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)

七十二候・冬至の末候「雪下出麦:ゆきわたりてむぎいづる」の時節(12/31~1/4)に変わり、一面の積雪の下で、麦がひっそりと芽を出す頃となった。麦は越年草で秋に種が蒔かれ、翌年の初夏に収穫される。寒さにも強く、辺り一面が雪に覆われていても、その下ではひっそりと芽吹き、暖かい春をじっと待っている。その後すくすくと育ち、6月頃、麦畑は黄金色に染まり、収穫のときを迎える。

新春に、麦と共に芽吹いて、踏まれても踏まれても折れない魂を培いたい。


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二十四節気 七十二候 名称 意味
冬至(12月22日ごろ) 初候 乃東生(なつかれくさしょうず) 夏枯草が芽を出す
次候 麋角解(おおしかのつのおつる) 大鹿が角を落とす
末候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる) 雪の下で麦が芽を出す
小寒(1月5日ごろ) 初候 芹乃栄(せりすなわちさかう) 芹がよく生育する
次候 水泉動(しみずあたたかをふくむ) 地中で凍った泉が動き始める
末候 雉始雊(きじはじめてなく) 雄の雉が鳴き始める
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